普段仕事や勉強などで座っている時、皆さんはどのような姿勢になっていますか？　写真のように背中が丸くなった姿勢になっている方が多いでのはないでしょうか？

このような姿勢になると、肩や腰の周りの筋肉が硬くなり、肩凝りや腰痛の原因となります。その為、写真のように背中がまっすぐ伸びるような姿勢を取る事が重要です。

当院の理学療法では姿勢を良くする為にストレッチポールを使用する事があります。

ストレッチポールとは、写真のように円形の形をした１ｍ程度のポールで、ただ単純に乗っているだけでも姿勢が良くなる可能性があります。

　　　　　　　

実際に15分間のストレッチポールに乗った後、あお向けになると背中が床につく感じが増し、背中がまっすぐになる事が実感できます。

　　　　

つい先日、デスクワークで長時間座り、肩凝りで悩んでいる方が受診され、リハビリテーションが開始となりました。座っている姿勢が上記のように悪かった為、その事が原因で肩周りの筋肉が硬くなり、肩凝りになっていると考えました。

そこで、ストレッチポールを使用し、15分間乗ることとポール上でできる肩甲骨の体操を指導しました。その結果、２カ月後には姿勢が良くなり、肩凝りがなくなりました。

もちろんストレッチポールだけではなく、日頃から良い姿勢を意識することや肩甲骨周りのストレッチなども重要です。

姿勢が悪く肩凝りや腰痛で悩んでいる方はストレッチポールを使ってみてはいかがですか？そのような事でお悩みの方は是非当院までお越し下さい。