いまさら聞けない痛みのあれこれ

姿勢が悪くて五十肩になる?

 

2年前ぐらいから右肩が痛くて動かせなく、またここ数ヶ月、痛みがさらに強くなってきた、という患者さんが見えました。すぐに理学療法士によるリハビリテーション治療を開始しました。以下理学療法士の体験談です。

 

痛みのせいか、右肩が下がった姿勢をとり非対称な印象でした。

そこで、背中を伸ばし、左右対称になるよう指導すると痛みが軽減し少し動くようになりました。次に、肘周辺の筋肉が硬くなっていたので、軽いマッサージを行ったところ、痛みがさらに軽減し、電車の手すりがつかめるようになったと喜んでもらえました。

今回のように、肩が痛くてどうしようもない方も、姿勢を気を付けるだけでも症状が変わることがあります。また、肩とは違うところに原因があることも臨床ではしばしば見受けられます。

もちろん患者さん一人ひとり症状・経過も違うので、一概には言えませんが姿勢を気を付けるだけでも症状が軽減することがあります。

 

もし、肩で悩んでいる方はご相談ください。