理学療法と、マッサージの違いについて教えてください。
Q.理学療法と、マッサージの違いについて教えてください。
ぞれぞれ、目的が異なります。
理学療法(リハビリテーション)の場合、患者さんが失ってしまった(または低下してしまった)運動機能を回復することが目的となります。たとえば、歩行する筋力が低下した場合は、歩けるように筋力をアップする訓練をしたり、関節が硬くなればサポートしながら動かす範囲を増せるような訓練を行います。理学療法士という国家資格保持者の仕事です。
マッサージというのは、厳密に言うと「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持った方が行える施術です。ただし、医師ではないので病気やけがの診断はできません。主に疲労回復や、リラクゼーション目的です。
理学療法士は原則マッサージは行いません。マッサージしてもらいたい、ちょっと揉んでもらって凝りをほぐしたい、リラックスをしたい、という方は理学療法士とのマンツーマンでのリハビリテーションは適しません。