湿布を貼り替える間隔は、何時間?
湿布を貼り替える間隔は、何時間?
捻挫や打撲、筋肉痛などのときに、炎症を抑える効果があるのが、湿布です。
皆さん、どうしても「湿布を貼る=冷やす」と考えている方が多いのが現状ですが、これは正しくありません。
病院から処方される湿布剤は便宜上「湿布」と言ってしまう場合が多いのですが、正しくは「経皮吸収型鎮痛消炎貼付剤」といって、炎症を抑える、腫れを引かせる、痛みを和らげるといった成分のクスリが塗られていて、それを貼ることによって皮膚から薬剤を染みこませて作用させる外用薬です。
簡単に言うと皮膚から入れるクスリであり、冷却を目的としたものではありません。
クスリですのでアレルギーをお持ちの方や妊娠中の方、皮膚がかぶれやすい方、小児などには気をつけなければいけない場合があります。
1日1回とか2回とか薬剤によって決められていますから、正しい用法・用量でお使い下さい。長い時間貼り続けていたり、痛いと感じている部位を全て覆うようにベタベタと沢山貼りすぎてはいけません。
冷蔵庫で保管する必要はなく室温保存です。外に使用期限が記載されていますから、以前処方された湿布については必ず確認して下さい。