踵が痛くて悩んでいませんか?
朝の一歩目や長く座った後の歩き始めで踵が痛いという方がよくいらっしゃいます。
そのような方は足底腱膜炎かもしれません。
足底腱膜とは足の裏に縦方向に走る腱膜です。
その膜が踵にくっつく所(付着部)で炎症が起きるのが足底腱膜炎です。
そして歩き始めの踵がつくタイミングで痛くなる事がよくあります。
足底腱膜炎のほとんどの方は足裏やふくらはぎの筋肉が硬くなっている事が多く、柔軟性が低下しています。その為、こまめなストレッチが必要です。
ストレッチとしては下記の写真のように足底腱膜(足の裏)や下腿三頭筋(ふくらはぎ)のストレッチを指導する事が多いです。
しかしストレッチだけでは改善せず、歩くバランスが悪い方にはインソールを処方する事があります。インソールで3つ(内側・外側・縦アーチ)のアーチバランスを整えて、踵にかかる負担を減らします。
最近では足底腱膜が腫れているかどうかを超音波(エコー)で可視化する事ができ、直接その部位に超音波下で注射をする事が出来るようになりました。
足底腱膜炎が長引くとなかなか改善せずに難渋する事が多いです。
もし踵が痛くて歩くのに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、当院にご相談ください。