「ロコモティブシンドローム」という言葉をご存じでしょうか？

これは運動器の障害により移動機能の低下をきたした状態とされています。
ロコモと略して呼ばれ、75歳以上の高齢者2人に1人はロコモに該当し、問題視されています。
ロコモの原因は足の筋力低下から始まり、その後歩くなどの移動能力が低下してしまうことが考えられます。
すなわち、早い段階で筋力低下を改善させる事がとても重要です。

３年間に及ぶコロナ禍により、外出機会が減り【歩けなくなった、フラフラする、歩行速度がすごく遅くなった】という高齢者の方は日々の診療の中でとても多く見受けられます。

さらに変形性膝関節症で膝が痛い方は健康な方と比べると、膝を伸ばす力が30%も低下しているといわれています。
その為、膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋の筋力トレーニングを早めに行う事がとても大切です。

当院では筋力が低下し足腰が痛くなった方に対して、筋力増強や疼痛改善を目指し理学療法士によるリハビリテーションを行う事があります。

もしそのような事で悩んでいる方がいましたら、当院にご相談下さい。