活動報告

R06年少年野球肘検診に参加しました

投稿日:2024年03月24日

R6年1月28日、当院の院長と理学療法士で、毎年横浜市で実施している野球肘検診にボランティア参加してきました。地元旭区、緑区の学童野球26チーム、計260名が対象でした。野球肘は肘の内側で引っ張られるストレスがかかる【リトルリーグ肘】と言われるものと、肘の外側が圧迫され軟骨部分が損傷される【離断性骨軟骨炎】があります。

【離断性骨軟骨炎】は、野球少年の100人に2〜3人くらいの割合で発症する病気です。初期に見つかれば安静のみで自然に治りますが無症状の場合がほとんどです。痛みが出てから暫くして病院を受診すると、かなり進行していて手術が必要な場合もあります。

従って早期発見がとても大切になります。当院でもエコー検査により、離断性骨軟骨炎を見つけることができます。他にも怪我の予防のため、姿勢異常がないか、関節が固くないか、筋力が低下していないかなど、理学療法士がチェックしてきました。

体が硬い子供が多くなっている印象です。またスマホやゲームの機会が増えていて猫背の子供も多く見受けられました。日頃の姿勢を正したり、ストレッチをしっかりと行い、怪我の予防につなげることが大切です。