活動報告

第95回箱根駅伝にボランティア参加しました

投稿日:2019年01月31日

箱根駅伝にメディカルスタッフとして22年間参加しています。選手達は日々厳しい練習を重ね、万全の準備をして、晴れの舞台を走るわけですが、思いもよらないアクシデントに見舞われることがあります。今年も転倒、低体温症などで力を発揮できなかったランナーもいました。

中には足の裏の皮がむけていても尚走り続けたランナーもいました。高速で走るランナーの足の裏には大変な負担がかかります。固定されていないシューズの中では足が動いて摩擦が起こります。つまり、少しでも合わないシューズを履いて走れば、まめができたり、皮がむけたり、足には様々なトラブルが起こります。シューズの紐の締め方ひとつでも足の固定具合は違ってきます。

どんなスポーツでもシューズと足のフィット感はとても大切です。

母校の襷を必死で繋ぎながらも、中継所でもう少し速く走れたのではないかと悔しがる選手を見ると、足を傷めることなく、全ての選手達が持てる力を全て発揮して欲しいと願うばかりです。今年の箱根駅伝では改めてインソールの大切さを実感しました。

シューズの重要性は一流のアスリートに限られたことではありません。普通にスポーツを楽しんでいるみなさんにも同じことが言えます。履き慣れたシューズかもしれませんが、シューズの中で足が動いていませんか? インソールでしっかりと固定をしたら、パフォーマンスがアップして、更にスポーツを楽しむことができるかもしれません。

ご自分の足のために当院のインソール外来でシューズを見直して、必要ならば、フットケアトレーナーのライセンスを持った当院の理学療法士が、ミリ単位で調整するインソールを作製してみませんか。